男の子の喧嘩

今日は、双子たちの始業式でした。中学2年生になりました。早速、友達をいっぱい連れて帰って来ました。
・・・・と、ここまでは いつもの新学期の風景で 極々普通のことだったんだけど・・・
家に集合した子供たち、近くの公園に サッカーをしに行くと言って 出かけて行きました。
で、その公園で 家の三男と 一緒に出て行った子の内の一人とが ちょっとしたことから 掴み合いの
大喧嘩になり、三男が 殴る、蹴るの暴力で 相手の子に 怪我をさせてしまったのです。
夕方遅くなって、その詳細を知ったあたしは、慌てて 相手の子供さんのお宅に電話をしました。
相手のお母さんは とても静かな口調で、だけど かなり怒っておいででした。逆の立場だったことを考えたら
当然のリアクションだと思え、ただただ謝るしかありませんでした。幸い、怪我はたいしたことなかったようで
ホッとしたのだけど、三男に 話して聞かせないといけません。が・・・話を聞こうとしません。
「相手が先に手を出したんだ、やめろ、って口で言っても聞かないから、殴ったんだ。」 と言い、
「でもね、理由はあったにしても、暴力は感心できないな。」 とか言おうとすると、「俺が悪いんじゃない！」 と、
吐き捨てるように 大声で言って 自分の部屋に こもってしまいました。反抗期の男の子・・・長男や 二男のときも
いろいろあったけど、ホントに どう扱っていいのやら・・・こういうことがある度に、母親としての自信をなくします。
こんなとき、普通なら 元・男の子の主人に どうしたらいいか相談・・・ってことになるんだろうけど、我が家の場合
それは無理に近い話で・・・今回も 「子供の喧嘩だ、放っとけ。」 みたいに言い、「でも、相手の子が怪我を
してるのよ。」 と言ってもなお、「相手の子が 先に手を出したそうじゃないか、喧嘩両成敗だ。」 と、言うばかり。
三男は かなり興奮状態で、父親の方が 自分をわかってくれてる、自分の味方をしてくれてる、と 短絡的に
思ってしまったかもしれません。主人は 勝ち誇ったように 「口うるさく言えばいいってもんじゃないんだ。」 と
子供に聞こえるように 言い放ちます。「おまえは 男の子の喧嘩ってものを 全然わかってない。」 とも・・・
わかるよ、歯がゆい気持ちはわかる。ママも負けず嫌いな子供だったし、なんで 俺が謝らなきゃいけないんだ、
って思ってることも、ちゃんとわかってるつもりだよ。それでも、暴力は嫌い。反対だよ。
少し 時間を置いて、三男には 暴力の恐ろしさを もう一度 心をこめて 話してみようと思います。
そのときに、ついつい 子供を責めてしまいそうになる気持ちを抑え、悔しかったんだよね・・・と、本人の
気持ちをくんでやることも 忘れないようにしなくては・・・とか、あれこれ 心では思うけど、
じょうずに 自分の気持ちを伝え、三男に わかってもらえるかというと・・・正直なところ、自信ありません。
男の子ばかり 4人も産んでおいて、情けない話です。